CATS(キャッツ)
どうも今日は、ゴリラです。
今回書くのはあの「キャッツ」です。ミュージカルの方は凄まじい人気を博しており、今回映画になると言うことで話題性も抜群でした。
しかし蓋を開けてみれば
幸か不幸か話題性という意味ではずば抜けた作品になったと言って良いでしょう。ただし聞こえる評価はとてもじゃありませんが好意的とは言えませんでした。
「0~5点で評価するとしたら、タマネギかな」
「私は猫好きでは無かったが、映画を見た後映画好きかどうかも分からなくなった」
「猫にとって、犬登場以来最悪の出来事」
等逆に語彙の限界に挑戦したかのような批評の嵐に一周回って興味が出てきてしまう始末。しかし、キャッツは本当に猫にとって犬登場以来の最悪の出来事と言える映画であったのか?本当にタマネギレベルの映画であったのか?映画好きの脳にダイレクトアタックをかけてくるような映画だったのか?
評価をするには見なければ話になりません。それに私はミュージカルのキャッツを見たことがありません。これをして「本当のキャッツも知らない輩があんな映画を見てキャッツを知った気になられては困る」等と言われても、それはまぁ仕方の無いことだとは思います。ミュージカルのキャッツは本当に素晴らしい作品であるみたいですし?
比較されてしまうのは正直仕方の無いことなのかもしれません。しかし、映画がそこそこ妥当な作りをしていたにも関わらずミュージカルと比べられての評価だとしたら同情の余地もまだ見る価値も残されていると思うのです。批評家達は誇張してものを言いがちでは無いでしょうか?そしてそれに乗せられて批評大喜利に乗っかってしまっているのでは無いか?
本当に見てから悪口言っていますか?
と思って見てみたわけです。そして思った訳です。「批評家達が批評大喜利始める気持ちもまぁそこそこ分かる」と。
良いところも沢山あるんですよこの映画。具体的には歌と踊り。そりゃまぁミュージカルシーンは本家に則って作られているんですからそりゃ当たり前なんですけどね。キャストも豪華だしCGも金かかってるだろうしで文句なしの出来映えなんですよ。
正直そこだけを評価してみろと言ったらそこまで辛口な評価にはならないと思うんですよね。じゃぁ問題は何だったかというとですね。
キャラクター達の外観
これにつきたと思うんですよね。良くも悪くも艶めかしすぎたというか、妙にエロい猫の擬人化というか。何というか、リアルに融合させすぎたという感じです。
良いところも際立っていますが、悪いところと言うか気持ち悪い所も際立っています。これは多分見ないと分からない部類のものでしょうがとにかく得も言われぬ気持ち悪さがあります。いや、綺麗なんですよ?CGもそうですし歌と踊りも見事なものです。キャラクターもそれぞれが個性的でとても魅力的と言ってもいいです。
でも何か何処かがひっかかるんですよ。
まぁストーリーについてはこの手の作品はオリジナリティにあふれすぎてて説明しにくいので触れません。後胸を張って人に勧めにくいです。正直言って。ただやっぱりミュージカル部分はとても素晴らしいと思うので、是非とは言えませんが興味が湧いたら見てみるのもいいかなぁとは思います。
あ、ケモの人には良いかもしれません。
|
|