ジュマンジ
どうも今日は、ゴリラです。この時期は寒いんですが、雨が降ると一時的に気温が上がるのか室内が暑く感じます。でもだからといって室温を下げると翌朝寒かったりして難しいところです。
今回書くのは「ジュマンジ~ウェルカムトゥジャングル~」です!
昔のジュマンジは人を引き込むのにボードゲームのカタチをとっていました。そしてあの音と共に狂乱のゲームを巻き起こすのですが、今回のジュマンジはテレビゲームのカタチとなって装いも新たに登場します。
以前のジュマンジならば止まったコマに応じたイベントが現実世界で巻き起こっていましたが、今回は犠牲者(チャレンジャー)をゲームの中に引きずり込むので全てはジュマンジの世界の中で巻き起こることになります。
つまりそれは巻き起こるイベントにある意味では制限が無いと言うことでありますが、さすがにそこまで無茶をしてくるわけではありません。基本的にはアドベンチャーゲームの体で進行していくので、彼らは割り振られた役割に応じたスキル等を駆使してジュマンジを攻略していくことになります。
挑戦者は以下の四人
・スペンサー
ゲームオタクでいかにも奥手な少年です。背も高いわけでは無くオドオドしているので友人?のフリッジには完全に馬鹿にされています。ジュマンジの中ではブレイブストーン博士という人物(ドウェイン・ジョンソン)になり、活躍していきます。ロック様になれたと言うことはどういうことか。改めて説明するまでも無いことですよね?
・フリッジ
筋肉を鍛えるのが大好きなアメフト部員であまり賢いとは言えません。背も高く筋骨隆々な彼が与えられた役はフィンバー。彼は動物学者であらゆる動物の知識がありますが、如何せん背が低い。まぁ背が低いことそれ自体は問題ないのでしょうが、問題はフィンバーになってしまったのがマッチョ志向のフリッジだと言うことです。
因みに彼はケーキを食べると爆発します。
・ベサニー
現実世界の方ではSNSに自撮りを乗せるのが大好きな女の子ですが、ジュマンジの中ではそうもいきませんでした。彼女はシェリー・オベロンなる人物になるのですが、このシェリーはシェルドンという男性の愛称だったのです。つまり彼女はジュマンジの中では「彼」になってしまいます。しかも中年で小太りな。この年頃の女の子が蛇蝎のごとく嫌うと言ってもあながち間違いでは無いでしょう存在に。
しかしこの小太りの中年はマッピングのスキルを持っています。彼女の望むのと望まざるのとに関わらず、ジュマンジというゲームの中ではそれなりに重要なポストと言えるでしょう。
・マーサ
今作のヒロインです。そういう意味ではベサニーは本当に運が悪かったと言えるかもしれません。しかしフリッジがブレイブストーンになり、ベサニーがルビー・ラウンドハウスになっていたところで始まるのはジョックとクイーンビーの正直あまり見たくない感じの映画になるでしょうし、多分生還できていなかったでしょう。
マーサが扮するのはルビー・ラウンドハウス。美人です。彼女はダンスと格闘技を組み合わせた舞闘術を使って戦うことが出来ます。その上美人です。
この四人は足並みも揃わず、仲も良くは無いため危機を脱するのに苦労を伴います。しかし冒険を進めていく中で少しづつではありますが仲間意識が芽生えていきます。
そうでなくとも彼らにはライフ制限の縛りがあり、3回やられるとゲームオーバーです。つまり現実的な死が彼らを待ち受けるのです。団結はクリアの為の最低条件といえるでしょう。
性格やスタンスが全く違う、相容れないような4人が織りなす凸凹ストーリーは次第に滑らかな曲線を描いていきます。そして仲間となった4人は恐怖を勇気で乗り越えて現実世界へと帰還を果たすのです。プラス1の希望を携えて。
ドウェイン・ジョンソンが中身オタクの根暗ボーイという事でかなりのギャップが生まれるこの作品。吹き替え版の言葉のチョイスも秀逸なので是非見てみてはいかがでしょうか?
宝石返して解こうよ呪い ゴールするにはこの世を救い 叫べよその名を
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